つみき遊びとパフォーマンスのコラボレーション企画
「風見鶏」
無事に終了しました。
このコロナ禍の中で無事に終えられたことに感謝するとともにホッとしております。今回の企画は初めてづくしでした。つみき遊びのワークショップ、パフォーマンスの融合、脚本もなく、キャストもダンサー俳優などが入りまじり、市民ギャラリーでの公演、などなど、あげればきりがないですが、沢山の宝と課題を持ち帰ることができました。
つみきおじさん、キャスト、スタッフ、パルテノン多摩の方々、そして足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます🤗
日々やりぬく、やりぬくと言っていましたが、俳優を仕事としてやってきてここまで色々なバランスでやりきったのは初めてだと思います。
これまでの芸歴の中で、大満足に浸った日、自分の自惚れに足をすくわれた日、不甲斐なくて泣いた日、怖くて震えた日、苦しくて屍になった日、機械のように過ぎた日、などなどなど色々な経験をしてきました。
でも、公演を終えてここまで、嬉しさも、苦しさも、不甲斐なさも、切なさも、温かさも、冷たさも、他の思いもひっくるめて大きな振れ幅で振り返った公演はありません。
何を形に残せたのか、または残せなかったのか、届いたのか、届かなかったのか、意義や意味はあったのか?
そんなものはいるのか?
考えれば考えるほど分からなくなりますが、はじめてやることには色々なリスクがつきまとい、人の心も常に居所を探して何かを求めている。
自由であるほど不自由にも、不自由であるほど自由にも、何を求め、何を選択し、思い描くのも自分次第だというのも実感しました。
改めてこの風見鶏に関わってくれた方に感謝するとともに、みなさんの助けがなければ、実現することも、やり遂げることもできなかったと思ってます。
みなさんの温かい支えに心から感謝してます。
ありがとう。
千夜ニ夜
櫻井麻樹